導入事例:石原産業株式会社 様

AIRead導入による業務効率化
石原産業は「化学技術でより良い生活環境の実現に貢献し続ける」をパーパスに掲げ、独自の化学技術を活かして、
農薬、動物用医薬品、医薬品原体や機能性材料など暮らしに無くてはならないものを社会に提供しています。
持続可能な地球環境・社会の実現に向けた取り組みを進めるとともに、健康で心豊かな暮らしを実現し、
人と社会から愛されるグローバルな会社を目指しています。
課題
・転記業務が多い
紙やPDFで受けた情報からシステムへの転記業務が多く、電子データへの変換は主に複合機のOCR機能を利用していたが
OCRの識字率が60~70%程度に留まり業務効率が出ない
・多大な請求書チェック時間
請求書確認業務が月次締切に集中し、毎月多くの請求書の信憑・正確性をチェックする作業が発生していた
月次の締切時には請求書チェック時間が1社あたり1回20分程度かかっており、スピードアップが求められていた
選定ポイント
・高い識字率と汎用性
比較検討を行った製品の中で最も識字率が高く、特に数字や英語の読み取り精度が優れていた
読み取り対象となる帳票に応じた定型帳票と非定型帳票の設定が可能で、業務適用への汎用性が高かった
・柔軟な適用が可能なシステム
他社製品は業務特化型でカスタマイズが困難だったが、AIReadは小回りが利き、様々な業務に応用可能
・安価な価格面と分かりやすい操作性
利用枚数に応じた月額プランが用意されており、初期コストを抑えつつスモールスタートで検証を実施することができた
取引帳票の変化に対応出来るように各業務部門が定義の作成や修正など出来る操作性を求めていた
AIReadには操作性に配慮された機能があり、マニュアルも充実していた
効果
・業務時間を50%削減、より生産性の高い業務に注力
手作業と比較して業務時間が半分に短縮
OCR処理時間を考慮した業務フローの見直しにより、効率的な運用を実現
・SaaS製品利活用への意識の変化
従来はオンプレミス型のシステム導入が多く、導入コストが高まる傾向にあった
AIReadの導入を契機にSaaS製品活用の意識が高まり、導入コストを抑えながらより良いシステム選定が行えるようになった
お客様コメント
OCRの製品だけでは適合できる業務範囲が限られるため、RPAやジョブと組み合わせて
手作業の定型業務をより効率化したいと考えています。他社の成功事例も参考にしながら、より効果的に活用していきたいです。
経営企画管理本部 情報システム部
システム開発グループ:江副氏(写真左)
業務効率化と従業員の労働生産性の向上を目的にAIReadの活用も啓発しつつ、今後も石原産業全体の業務プロセス標準化を推進していきます。
経営企画管理本部 経営企画部
デジタル戦略グループ:手嶋氏(写真右)