導入事例:日本精線株式会社 様
日本精線株式会社は、高品質な鋼線製品の製造を専門とする企業で、精密な技術と革新的な製造プロセスによって業界をリードしています。
同社は、厳しい品質基準を遵守しながら、多様な産業分野において必要とされる鋼線製品を提供しており、日本国内だけでなく、国際市場においても高い評価を得ています。
課題
・検査報告書(ミルシート)の再発行にかかる工数
従来の検査報告書の提供方法は、お客様からの再発行要求を営業担当が受け、情報システム部に連絡、データの準備が出来次第、紙出力してお客様に送付する対応をしており、業務に多大な負荷がかかっていた
・バックアップメディアからのデータ取り出しの手間
過去に遡った検査報告書の再発行要求に対応するため、情報システム部員により、外部メディアから該当データを探し当て、手動でリストアしていた
選定ポイント
・他システムを含めた包括的な提案
ユニリタプラスの製品・ノウハウにより、基幹システムとの連携から運用自動化、Webシステムの構築までをすべて依頼することができた
・コーディングの技術支援
環境設定、データ配置、コーディングの部分をユニリタプラスに委ねることで、迅速にシステム構築を行うことができ、工数削減に繋がった
・PDF出力の容易さ
既存のシステムでは紙出力による提供が前提であったが、Report & Form Warehouseを採用することでPDF出力を容易に実現できた
効果
・ペーパーレスの促進
従来の紙ベースのプロセスが大幅に削減され、お客様へPDFデータでの提供が容易にできるようになり、紙の使用量を減少させることに貢献した
・業務効率化の実現
データ変換・連携ツール(Waha! Transformer)で過去データをデータベースに格納し、ジョブ管理ツール(A-AUTO)で日々生成されるデータを1日2回ディスクへ連携を行うことで、ミルシート再発行要求におけるデータリストア作業が解決され、業務の自動化を実現した
・お客様満足度の向上
システムを介してお客様側で、任意のタイミングで検査報告書が出力できるようになり、提供までの時間が大幅に短縮され、お客様にもご満足いただけた
システム概要
お客様コメント
Report & Form Warehouseの導入により、私たちの業務プロセスは劇的に改善されました。検査報告書の作成と配布が非常に簡単になり、業務効率の向上に直結しました。
さらに、お客様が自ら検査報告書をダウンロードできるシステムは大変好評を得ています。こちらは多言語対応(英語・中国語)も行い、海外のお客様にも使っていただいています。
また、システム導入時の技術支援から、安心してお任せすることができました。
Report & Form Warehouseの導入をはじめとしたシステムの改修をしてよかったなと感じています。
(左:武村氏 右:岡本氏)
▼Corporate Data
社名:日本精線株式会社
事業内容:製造業
設立:1951年6月30日
従業員数:602名(2023年3月31日時点)
URL:https://www.n-seisen.co.jp/