みなさんこんにちは、「ITユニプラ」編集部です。
今回は、編集部がお客様先でよく耳にするワード「360度評価」に関して、少し掘り下げてみました。
そもそも360度評価とは何なのでしょうか。
わかりやすく、簡潔に説明すると
というものです。
一般的に、企業では上司が部下に行うものを「人事評価」として、部下のパフォーマンスや労働生産性を、企業として求める成果や他社員との比較を行い、評価します。
この評価は、個人の給料や昇給を査定する際に使われたり、将来の成長可能性、得手、不得手を把握するのにも活用されます。
上述の「人事評価」に対して、「360度評価」は、共に仕事をする仲間から「行動に対する評価」を得ることで、上司の視点からだけではなく、多様な評価材料で部下の納得感を醸成することができます。
近年、何故360度評価が注目されているのでしょうか。
お客様の話を聞くと、一番の検討理由としては、「リモートワーク下の評価に対する課題」が大きいようです。
リモートワークが各社普及する中で、
部下が何をしているのかが、今までよりもわからなくなっている環境において、上司の人事評価に対する能力評価や行動評価が妥当なのか、部下は納得できるのか、という部分が浮き彫りになってきています。