EPSで帳票のスプール内に保存する期間の設定方法

Report & Form Warehouseの活用方法、テクニック

EPSで帳票のスプール内に保存する期間の設定方法

Report & FormWarehouseのEnterprise Printing System、以下EPSは帳票の生成から出力、管理まで一元的に管理する機能を提供します。

今回は、スプール機能にて帳票の出力状況に応じて不要になった帳票を自動的に削除する機能についてご紹介します。

※以下でご紹介する設定は参考例となりますので、本番環境の設定を変更する際は検証を実施した上で提供してください。

 

1.ドキュメント名の確認

Job Manager Admin、以下JMAにログインし、ジョブのドキュメント名を確認

 

2.有効期間の設定

Spool Manager Admin、以下SMAにログインし、有効期間のタブから1で確認したドキュメント名と対象のドキュメントのステータス毎の残しておきたい日数を指定します。

ドキュメント名:1.で確認したドキュメント名

未印刷ドキュメント:まだ印刷していない帳票

印刷完了ドキュメント:印刷完了ステータスになった帳票

ごみ箱のドキュメント:ごみ箱に移動した帳票

 

各種値を入力後、追加で新規レコードが作成されます。

更新は既存のレコードの値を変更する際に使用します。

 

登録が完了すると有効期間リストにドキュメント名が追加されます。

defaultは、ドキュメント名がリストにない帳票全てに適用される設定です。

 

3.設定の有効化

SMAの[設定タブ]-[Spool Workerセクション]-[有効期間経過ドキュメントの削除]より、

チェックボックスのチェックと有効期間を過ぎた帳票を削除する時間を設定します。

これで設定の有効化が完了します。

 

4.設定の反映はSMAのログのタブから行います。

[ログタブ]-[選択(SpoolManager Adminを選択)]-[ログファイル名(sma.logを選択)]-[照会ボタン]

右部のログから赤枠で囲ったメッセージを探します。[48602][48603]が見つかれば反映完了です。

 

今回の説明は以上となります。

また他にもキャプチャや動画にてR&FWの使い方を説明しておりますので、

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