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この章で使用する関数・機能
❶ | パラメータの入力 "/rp []" | |
❷ | SQLの分岐 |
❶ パラメータの入力 "/rp []"
パラメータの入力では、レポートを実行する際に様々なオプションを設定できます。印刷設定や今回のように外部から引数を与える処理が可能です。
尚、動画のように開発時は、[ホーム]-[パラメータ]-[パラメータ値の入力]にパラメータを設定しますが、運用する際は、レポートのプロパティの"パラメータの入力"にパラメータをセットするか、Viewer実行時にパラメータとして渡す必要があります。
Viewer実行例
viewer.exe△/p△/rp[アリス亭]
今回使用した"/rp []"はレポートに外部から引数を渡す際に使用するパラメータです。
❷SQLの分岐
クエリ記述の際に、#を使用し実行することで実行させるSQL文の行を制御することができます。
#と#の間に0か1かXをパラメータの数だけ指定します。
フラグ | 意味 |
0 | パラメータの値が空値 |
1 | パラメータの値がある |
X(エックス) | パラメータの値はあるが無視する |
例:
SELECT Orders.OrderID,Orders.OrderDate,Orders.ShipName,Orders.ShipRegion,Orders.ShipCity,Orders.Feight
FROM Orders
#1X# WHERE ← rp[値有][何がきても無視]
#01# WHERE←rp[空値][値有]
#1X# Orders.ShipName = '$1'←rp[値有][何がきても無視]
#11# and←rp[値有][値有]
#X1# Orders.Freight > $2←rp[値有][何がきても無視]
ORDER BY Orders.ShipName ASC,Orders.ShipCity ASC