4.初期レポートの制御

Report & Form Warehouseの活用方法、テクニック

 

 

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操作手順

この章で使用する関数・機能

パラメータの入力 "/rp []"  
SQLの分岐  

 

❶ パラメータの入力 "/rp []"

パラメータの入力では、レポートを実行する際に様々なオプションを設定できます。印刷設定や今回のように外部から引数を与える処理が可能です。

尚、動画のように開発時は、[ホーム]-[パラメータ]-[パラメータ値の入力]にパラメータを設定しますが、運用する際は、レポートのプロパティの"パラメータの入力"にパラメータをセットするか、Viewer実行時にパラメータとして渡す必要があります。

 

Viewer実行例

viewer.exe△/p△/rp[アリス亭]

 

今回使用した"/rp []"はレポートに外部から引数を渡す際に使用するパラメータです。

SQLの分岐

クエリ記述の際に、#を使用し実行することで実行させるSQL文の行を制御することができます。

#と#の間に0か1かXをパラメータの数だけ指定します。

フラグ 意味
0 パラメータの値が空値
1 パラメータの値がある
X(エックス) パラメータの値はあるが無視する

 

例:

SELECT Orders.OrderID,Orders.OrderDate,Orders.ShipName,Orders.ShipRegion,Orders.ShipCity,Orders.Feight

FROM Orders

#1X# WHERE ← rp[値有][何がきても無視]

#01# WHERE←rp[空値][値有]

 

#1X# Orders.ShipName = '$1'←rp[値有][何がきても無視]

#11# and←rp[値有][値有]

#X1# Orders.Freight > $2←rp[値有][何がきても無視]

ORDER BY Orders.ShipName ASC,Orders.ShipCity ASC

 

 

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