【データ活用】CASBって何?

【データ活用】CASBって何?

 

いつもITユニプラをご愛読いただきありがとうございます。

最近耳にしたCASBについて記事にしました。

クラウドサービスが増えてきた昨今、必要なモノだなと思いましたので、
何かしらのクラウドサービスを御用されている方の参考にしていただければと思います。

CASBとは

Cloud Access Security Brokerの頭文字を取ったもので、「キャスビー」と読みます。
クラウド(SaaS)を対象としたセキュリティソリューションのことです。
CASB自体も、クラウドサービスとして提供されます。


ユーザと管理者の間に影:シャドーIT

ファイル転送サービスやSNS、フリーのメールなど業務を遂行するために個々にクラウドサービスが利用されることがあると思います。企業によっては利用に制限をかけていたり対策もされているかと思いますが。

こんな情報システムを管理する部門が知らないところで使われるサービスをシャドーITと呼びます。

シャドーITは、利用するサービスの信頼性が高くない場合もあり、情報漏洩やSNSでは炎上、他にもマルウェアやウィルスに感染したり思わぬ請求が合ったりということがあります。

ですが、主にクラウドサービスを利用する上で立場に寄って以下のような思惑もあるのではないでしょうか?

利用者・・・本業を円滑に進めるためにWebサービスの利用は不可欠、タイムリーな対応が必要。。。

情報システム管理部門・・・制限ばかりにはしたくないが利用者に任せるのは気がかり。。。

解決策はCASB

DXを進めるのに、クラウドサービスは柔軟性と俊敏性が極めて大きな効果を発揮する。

実際、世の中で公表されている統計的にも大企業を中心にクラウドサービスの利用は増加しています。
また増加に伴い、クラウドサービス単体での利用だけでなく、基幹システムとの連携も増えています。

参考:https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h25/html/nc244220.html

スピード感が求められているDX推進において、クラウドを導入するということは現在の経営にとって欠かせない第一歩となっているのではと考えます。

そんな中CASBでは以下のように、「可視化」「コンプライアンス」「データセキュリティ」「脅威検知」といった機能を実現します。




まとめ

CASBにより、情報システム管理部門が、抱える「セキュリティーの不安」利用者が必要なときに「クラウドサービスを使える」の自由と統制を両立できるようになっていきます。

これによりDX化が加速されていくのかなと思います。
企業のIT利用への不安を払拭し、データの利活用を促進しDXを加速させるソリューション「キャスビー」、言葉だけでも頭の片隅においておいていただければと思います。

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