いつもITユニプラをご愛読いただきありがとうございます。
第九回「データセキュリティ」について記事を投稿していきたいと思います。
データセキュリティは、データカタログを運用する上で、重量なポイントの一つです。脆弱性への攻撃や災害などが発生した場合にも影響を受けないよう被害を防げるようにしていく必要があります。
データカタログは、企業や組織で生成されたデータやメタデータ※を収集し、企業が保有するデータの一覧や詳細を簡単に確認できるようにするシステムです。これにより、必要なデータを素早く見つけ出し、ビジネス戦略や経営の意思決定などに活用することができます。
※メタデータ・・・データを説明するためのデータ。
例:売上金額といったデータがあった場合、その売上月や地域(どのエリアの売り上げか?)、
商品のことを言います
以下の記事でデータカタログの主な機能についてまとめています。
今回の内容にも関わるデータの取得と生成については前回記事にてまとめてます。以下もご確認ください。
データカタログにおけるデータセキュリティは重要です。
データキュリティ対策をすることでデータの漏洩や不正アクセスを防ぎ、組織の機密情報や顧客情報を保護することができます。
以下に、データカタログにおいて考慮すべきデータセキュリティのポイントをまとめました。
データカタログを構築する際に使用されるソフトウェアやツールについて、定期的なセキュリティ評価や脆弱性スキャンを実施します。
脆弱性が見つかった場合には、迅速に修正することが重要です。
データカタログの導入にあたっては、データセキュリティのポリシーを策定し、運用体制を整備することも重要です。
データセキュリティは、データカタログの導入時だけでなく、運用時にも常に意識する必要があります。定期的にセキュリティ対策を見直し、最新の脅威に対応できるようにしておくことが大切です。
これらのポイントを考慮することで、データカタログのセキュリティを向上させ、データに対する潜在的な脅威から組織を守ることができます。
次回は、データカタログのメンテナンス について記載します。