みなさんこんにちは、「ITユニプラ」編集部です。
今回は、求められる人材になるとはどうすれば良いのか?という壮大なテーマで記事を書いてみました。
そもそも求められる人材とはどんなものか?そのためにどうしたら良いか?といったことを書きつつ、総務での仕事にフォーカスし取得した方が有利な資格もまとめております。
DXが進む昨今、総務以外の方にも活用価値ありな資格もあるかと思います。
是非、ご一読ください。

目次
- 市場価値とは
- 市場価値を上げるには
- 総務としてのキャリアアップ
- スキルアップ資格
- 最後に
1.市場価値とは

市場価値(しじょうかち)は、価格時点において買う意欲のある買い手と売る意欲のある売り手が各自市場及び資産に関する十分な情報を持ち、慎重に、かつ強制されないで行動し、適切なマーケティングの後に、第三者間の公正な取引交渉を経て、当該資産が交換されるであろう評価額である。(国際評価基準)
一般には、「適正な時価」あるいは「正常な取引価格」と称されている。
Wikipedia:市場価値より
つまり買い手と売り手が互いに価値について知識がある前提での評価額のことを指します。
市場には相場があるため、その時点での相場価格が市場価値となります。
2.市場価値を上げるには

市場には買い手と売り手が存在し、常に状況は変化しています。
市場価値を高めるには市場が求めているものを持っていると有利です。
昨今の例でいえば経済産業省は2030年には最大で79万人のIT人材が不足すると予測しています。
市場というものは需要と供給で成り立つため、需要が多く供給が少ないものは、価値が向上します。
どの業種でも当てはまる例でいえば、DXに適応できる人材は今後ますます需要が見込まれていくでしょう。
他人が参入できずに将来的に需要のあるものこそ、高い市場価値を生むものになります。
リクルートワークス研究所が行っている全国就業実態パネル調査では社会人で勉強を続けている人は約3割程度とのことです。
勉強を続けていくだけで、勉強をしていない7割に差をつけられます。そう考えれば自信に繋がりますよね。
さらに今後需要の高まる分野について学べば、全体の1割以内に入ることも可能です。
3.総務としてのキャリアアップ

では総務としてキャリアを向上させるには具体的に何をすればいいでしょうか?
総務職は事務仕事も多く幅広い対応力・管理能力が求められます。
それに加えて事務仕事の効率を高めるためにはPCスキルは必要不可欠でしょう。
また他部署と関連する業務も多いため、対人スキル・折衝スキルなども求められます。
昨今では業務の自動化を部署内で取り組むケースも増えており、RPA(ロボティックプロセスオートメーション)を活かせるような人材であれば重宝されるでしょう。
4.スキルアップ資格
スキルアップ資格については下記のようなものが有効です。
総務関連職でスキルを高めていくには、一つの高度な資格を取得するのではなく幅広い資格を持っているほうが有利です。
以下にオススメの資格を載せました。参考になればと思います。
資格取得までの勉強目安時間と資格試験受講申し込みができるサイトのリンクも載せております。
外国人雇用管理主任者
外国人雇用についての専門知識を身に着け、外国人雇用に関するトータル的なサポートができる人材の育成を目的として設立された資格
勉強目安時間:30時間程度 費用:8,500円
https://eacf.jp/exam/
5.仕事のステージアップ・キャリア転職

総務職で培った業務経験を活かし、経営や専門職に関わっていくことで、
収入や、やりがいがステップアップした職種へキャリアアップすることを目指せます。
例えば以下のような職種があります。
・社長秘書
社長の業務がスムーズに進むようスケジュール調整や資料作成、電話・メール対応などサポートする仕事
・経営企画
会社全体の経営計画の策定や新規事業の創出などを行う仕事
・人事
採用、雇用の管理や社員育成、評価制度の作成などを行う仕事
またスキルアップ資格で記載したような資格を持っていれば、
同じ総務職の転職でも給与アップを目指せるでしょう。
ローマは一日にしてならず。日々の小さな積み重ねが大事です。
よりよい未来をめざして頑張りましょう。
