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DXやデータドリブンなど、データをビジネスに活用していく動きが加速しています。それに伴いデータ利用の幅が広がると、データの管理も煩雑化していきます。
今回は、データを活用を効果的かつリスクを低減するための取り組みであるデータガバナンスについて記事にしました。
データガバナンスとは、データの活用方法や運用方法の取り決めを行う取り組みです。
情報漏洩を防いだり、データの品質を確保したり、システムやサービスの乗り換え時の影響範囲を特定することに役立てたりすることができます。
データガバナンスの進め方
- 目的を決める
データを活用することでビジネスにどう貢献できるか、目的を決めます。
- データの把握を決める
目的に対して必要となるデータは、何があるのかを確認します。
- データの基準を決める
データソース毎に利用するデータの形式が統一されているのか?
そうでない場合、どのような対応が必要なのか?や利用するデータの期間など決めます。
- データのポリシー基準を設定
外部から入手したデータなど個人情報が含まれているデータや法令や契約に、遵守できるよう管理ルールや取り扱いのポリシーを設定します。
- 管理体制
誰が?何を?どうやって?など管理する体制を決めます。
最後に
データガバナンスの取り組みは、ビジネスの拡大や社会への貢献とともにセキュリティの強化にも繋がります。
データガバナンスを進めるうえでのデータの取り決めを行う枠組みにデータカタログというものがあります。
以前に記事にしておりますので、よかったらそちらもご確認いただけますとと思います。
【データ活用】データカタログのポイント