みなさんこんにちは、「ITユニプラ」編集部です。
今回は、この4月より「データベース移行支援サービス」としてチラシの配布および紹介・説明会を実施させていただいております内容について記事にしました。
前回の記事「コロナ禍における働き方の変化と生まれた問題」はこちらから
目次
- 「データベース移行支援サービス」取り組みについて
- DB内部資産はほぼ互換性あり
- 外部ソフトウェア(ETLツールやBIツールなど)との接続も可能
- データ連携・運用監視 などの対策も!
- 新しい選択肢の1つへ一歩踏み出してみませんか?
①「データベース移行支援サービス」取り組みについて
データベース移行支援サービスのご紹介・説明会の中でお聞き致しましたご意見として以下のようなものがございました。
経営層・マネジメント層:
- 既存のシステムに関わる保守費用の増額が問題となっている。
- DXなど新しい取り組みへの投資には寛大であるが、既存のメンテナンス費用はどちらかといえば現状維持もしくは削減していく(したい)方向にある。
システム現場部門・運用部門:
- 現状安定稼働している、ノウハウも溜まっており緊急な障害トラブルに関しても対応可能である。
- 現行の仕組みを他のものに置き換えるのには抵抗がある。
これらのご意見に対して、どうすれば課題解決・新しい選択肢を見いだせるかについて検討しながら現在活動を行っております。
「データベース移行支援サービス」では、データベースエンジンとしてTibero(ティベロ)を取り扱うことにより、現状のシステムからの移行における問題点や課題に対して、いち早く取り掛かる事ができます。これはTiberoが一般に多くのシステムに利用されているOracle Databaseとの互換性に優れているからです。
その互換性について少しご紹介させて頂きます。
②DB内部資産はほぼ互換性あり
TiberoはOracle 11g を互換性のターゲットとして設計されています。
11g以降の機能について互換性があり、12c以降も継続してサポートされていない機能については互換性がありません。
テーブル、インデックス、カラムタイプ、プロシージャ、シーケンスなどデータオブジェクトの互換はもちろんのこと、ユーザ、グループ、スキーマ、ロール権限なども同様のものを装備しています。
既存資産はT-UP(ティーアップ)と呼ばれる移行ツールを使って簡単に移行が可能です。
このツールはデータ等を移行する前に互換性の有無、問題の箇所をレポートとして出力することができます。
これまでお客様環境にて非互換診断を行ないましたが、90%以上の互換性結果が得られております。
③外部ソフトウェア(ETLツールやBIツールなど)との接続も可能
DBエンジンを変更することで課題となってくるのは、システム全体として導入して
いる各種ソフトウェアとの連携です。
Tiberoは各種ツールとのインターフェースを取り揃えています。
- ODBC/JDBCドライバ等を用いたツールとの接続
- Java/.NET などアプリケーションインターフェースあり
- C/COBOLプリコンパイラも標準搭載
④データ連携・運用監視 などの対策も!
「データベース移行支援サービス」ではユニリタプラス取り扱い製品との組み合わせにより、データ連携および運用面でも効率化が図れ計れます。
- ETLツールとして、Waha! Transformer
- 運用ツールとして、A-AUTO
- この他、MyQuery、Report & Form Warehouseなど簡単なデータ分析から帳票出力が実現可能なツール
と連携できます。
⑤新しい選択肢の1つへ一歩踏み出してみませんか?
「データベース移行支援サービス」は、お客様のRDBMSに関わる課題を解決したいという思いを第一に考えて取り組んでいるサービスです。
検証してみたいデータベース、ご使用のアプリケーションソース、動作検証環境をご用意頂けましたら、すぐにでも非互換検証が始められます。
Oracleでお困りの皆様、他のRDBMSへの移行を検討中の皆様、ユニリタプラスが提供する「データベース移行支援サービス」で無償稼働検証をしてみては如何でしょうか。
Tiberoがデータベースの新しい選択肢の1つになるかもしれません。
ご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせ頂けますよう宜しくお願いいたします。