新入社員が語る、テレワークの感想と注意点【ポイントは3つ】

新入社員が語る、テレワークの感想と注意点【ポイントは3つ】

みなさまこんにちは、「ITユニプラ」編集部です。

昨今、新型コロナウィルス、働き方改革などの影響でテレワークが増えてきています。
私も入社してすぐにテレワークがメインの働き方になりました。
そこで感じた感想、そして注意点がいくつか見えてきたので、3つのポイントにまとめました。

業務がテレワークになって悩んでいる人の参考になれば幸いです。

前回の記事「エクセルやRPAの属人化の要因と脱属人化のポイントまとめ」はこちらから

目次

  1. テレワークの感想
  2. 集中することが苦手だった学生時代
  3. テレワークでの働き方ポイント
  4. まとめ

① テレワークの感想

テレワークの感想

タイトルにもある通り、私は新入社員です。つまり、最近まで学生でした。

入社してテレワークを始めた感想としては「とにかく眠い」「集中し辛い」でした。


出社時とは違い、在宅では周りの目がなく、一人で作業をします。また、自宅なのでオンオフの切り替えが難しいです。

しかし、家で仕事を続けていると、「学生生活の試験や資格の勉強」と「テレワーク」は似た性質があるのではないかと感じました。

 

自分を律し、やらなければいけないことをやる。その点が似ています。なので、学生時代の経験がテレワークに活きていると私は感じています。

 

② 集中することが苦手だった学生時代

集中することが苦手だった学生時代

私は、学生時代は集中することが苦手でした。

「作業を始めて一時間で気が散る」、「眠くなる」といったことは日常茶飯事でした。


そこで、学生時代には集中力に関する本や記事をよく読んでいました。

その中でこれは役立ちそうと思ったものは仕事でも取り入れています。今では就業時間内は集中を持続することができています。有り余った集中力で稀に業務時間外でも勉強する程の集中力を発揮します。

 

③ テレワークでの働き方ポイント

テレワークでの働き方ポイント

ここから今まで得た知識や経験の中で特に重要だと思ったことを3つのポイントで述べようと思います。
述べる内容は、仕事内容に関係なくできるものが多いので、様々な業種の方の参考になるのではないでしょうか。

ポイント1.朝の過ごし方は一日を変える

少し大げさな言い方をしましたが、朝の過ごし方で集中力が変わります。

入社して間もない頃は、午前中に家でぼーっとしてしまうことがあり、急遽対策を取りました。

私は朝目覚めて以下の2つは行うようにしています。
  1. ■朝シャワーを浴びる
  2. ■仕事に取り掛かる前に、今日やるべきことを確認する

■朝シャワーを浴びる

朝熱いシャワーを浴びることで交感神経が優位になります。
 
出社する際は、出勤時に歩いたりすることである程度頭が冴えるのですが、テレワークだとそうはいかないです。
そこで、シャワーを浴びることで、朝のボーッとした頭もスッキリとし、集中モードに入ることができます。

また、散歩をして頭を冴えさせるのも有効です。朝日を浴びることでスッキリとした気分になり、頭が冴えます。
 

■仕事に取り掛かる前に、今日やるべきことを確認する

 
テレワークは自律性を求められるので、自分で次やることを決める事が多いと思います。
 
その中で、「次なにしよう?」となって作業が中断し、集中が途切れる方も多いのではないでしょうか。学生時代の私がそのパターンでした。

そこで、仕事に取り掛かる前に、今日のやることや目標などを立て、全体を可視化することをおすすめします。

そうすることで、漫然とした作業になることを防ぐことができます。
 

ポイント2.昼の行動で集中力を維持する

午後は、午前よりも業務時間が長いにもかかわらず、作業効率が落ちる方が多いのではないでしょうか?


「朝は脳のゴールデンタイムであり、朝が一番人間が集中できる時間だ」というのは有名な話で、午後はどうしても作業効率が落ちてしまうようです。

更に、午後は眠くなることが多いです。ネットでよく見る、ツボを押す、水を飲む、コーヒーを飲む、等を試したのですが、正直効果はありませんでした。眠くなってからでは遅いです。

そこで私は昼休憩の過ごし方に注目しました。

 

  1. ◆昼食は炭水化物を抑える
  2. ◆思い切って仮眠する

 

◆昼食は炭水化物を抑える


まず昼食ですが、これは炭水化物を抑えたメニューがおすすめです。


知っている方も多いとは思いますが、人間の体は炭水化物をとりすぎると、血糖値が急激に上下します。それが午後の眠気やだるさの原因の一つと言われています。
よって、糖質を少なめに取ることで眠気やだるさを回避することができます。
また、炭水化物を抑えることが難しい場合、サラダ等の糖質が少ないものを先に食べる、ゆっくり食べることで血糖値の急上昇を抑えるなども効果があります。

 

◆思い切って仮眠する


眠くなる原因は他にもあります。
困ったことに、私達の体は午後に眠くなる様なリズムになっているようです。

どんなに昼食に気をつけても眠いときは眠いです。
そこで思い切って、仮眠を取ることをおすすめします。


やってみると、10分ほど目を瞑るだけでも頭が冴えて、午後の眠気が抑えられます。


また、NASAが行った研究では、昼寝をした人は、そうでない人と比べて、認知能力が34%上昇し、注意力も54%上がったと報告されています。
昼寝は午後の眠気対策だけでなく、集中力アップにもつながることがわかります。

 

ポイント3.戦略的に休憩する

私は、タイマーを使って作業を進めています。


理由は2つです。
私は、作業を始める前に、「この時間ではこの作業をやろう」と意識して作業します。


そうすることで、試験前の学生が集中して勉強できるのと同じように、時間内に終わらせようという気持ちになり、集中できます。

また2つ目の理由ですが、自分の集中力の限界をこえて作業しないためです。


私は、自分がどれだけ集中して作業できるか測ったところ、だいたい55分前後でした。実際、精神科医の樺沢紫苑さんによると、人間が持続して集中できる時間はおよそ45分間だそうです。


そこで私は、45-55分作業、5分休憩というリズムを目安に作業をするようにしています。臨時の予定が入った際はまた柔軟に時間を決めて、タイマーを測っています。

休憩の時間は全力で休憩します。おすすめはアイマスクをつける。うつ伏せになる。などです。「こんな短期間の休憩で効果あるのだろうか」と思う方もいるとは思いますが、予想以上に休まるのでぜひ行ってみてください。

実際の業務では、臨時の業務などでできないことも多いとは思いますが、自分の集中できる時間は何分なのかを見つけ、一つの目安にしてみると良いかもしれません。

 

④ まとめ

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これまで挙げてきた内容は、一例で、模範解答ではありません。

すべてのビジネスマンに当てはまるわけではないと思います。

ですが、リモートワークで集中できないなどの悩みを抱えている方は

  1. ポイント1.朝の過ごし方
  2. ポイント2.昼休憩の過ごし方
  3. ポイント3.休憩のとり方

 

以上3点をぜひ見直してみてください。

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